生産者の支援、環境への配慮、品質へのこだわり、神戸らしさを出したい…
行きついた先にこのボトルコーヒーがあります。

〇神戸ハイカラ文化
約150年前の神戸開港とともに、日本でいち早く西洋文化を受け入れてきた神戸。この街から広がった、舶来の新たなもの・ことの数々の中に、コーヒーという飲み物でした。明治時代からコーヒー豆の輸入が始まり、ハイカラ文化としてともに神戸っ子に愛されてきました。

そんな神戸のハイカラ文化を継承した商品です。


開港以来育まれてきた国際色豊かな神戸をイメージしました。
原料は、フェアトレード認証であるグァテマラ・インドネシア・エチオピアの３種のアラビカ種を贅沢にブレンド・焙煎しました。
それぞれの素材の個性を最大限に生かすため、やや深煎で焙煎。ジューシーな味わいの中に、ほんのりトロピカルフルーツのようなアロマを感じるテイストに仕上げた繊細な味わいを表現したアイスコーヒーです。創業より５０年オンリーワン精神を守り続けています。



地球の環境を配慮し、リサイクル可能なビンでご提供いたします。


※写真はギフト用 プレミアムアイスコーヒー 720ml ２本セット KCP-2 です。

〇神戸珈琲とコーヒー
世界のコーヒー生産国は、約６０ヶ国以上あるといわれています。
また、日本は、世界で第４位のコーヒー消費国であります。いま、世界が抱えている課題をコーヒー会社として貢献できることは何か？
１９９５年１月１７日 阪神淡路大震災が発生。神戸市長田区に本社も全壊による被災しました。電気・水道・ガスのインフラが止まり、３ヶ月にわたり自給自足の日々を過ごしました。

当社では、被災後もコーヒーを提供。避難所である小学校で、ネルドリップコーヒーを振る舞いました。みんなの不安と悲嘆のなかで、コーヒーをいただくと、体に染みるような生きてる感触を覚えたました。
明日も見えない悲嘆に暮れる中で、僅かながらぽっかり空いた心に希望の光がさしたのがコーヒーという飲み物に感動しました。

① 旧本社 天井の瓦と壁が崩れ落ちました。

② 湊川店 隣のビルが崩壊して左側に寄りかかっているのが当時の店舗

③ 旧本店 「 がんばれ！！神戸 」震災から27日目営業再開しました。


この国際フェアトレード認証製品通して、企業がもつ社会的責任を果たすため、また世界のコーヒーの生産国・消費国のかかわっているお一人お一人がこれからもずっと笑顔であり続けるために、この商品を開発しようと思ったきっかけであります。

〇お召し上がり方
キャップを外し、ブラックのままでコップに注いでお召し上がりください。

冷蔵庫で冷やしたアイスコーヒーが爽やかな風味を味わう事をおすすめします。薄めのお味がお好みの方は、コップグラスに氷をいれてその上からコーヒーを入れてお楽しみください。

酸化防止剤不使用のため、開封後はお早めにお召し上がりください。

〇フェアトレードコーヒーとは何か？
フェアトレード（Fair Trade）を直訳すると「公正な取引」という意味になります。


開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」です。

コーヒーベルトと呼ばれる赤道中心に南北２５℃の近くの地域が栽培に適しています。アフリカ、中南米（ブラジル、コロンビア）、東南アジア）が代表的な産地です。また、発展途上国が多くを占めています。

〇コーヒー流通のしくみ
コーヒー豆が生産され、中間業者を通して、アメリカ、ヨーロッパ、日本など主要消費国に輸入されます。そのため、生産国側の立場が大変弱く、私たちが購入するコーヒー豆の価格のうち生産者が手にする収入はほんのわずかです。

フェアトレードが解決する社会課題とは？
原料が生産される開発途上国では、
１．正当な対価が生産者に支払われない、
２．子どもが学校に行けず働かされる、
３．必要以上の農薬が使用され環境破壊や健康被害をもたらす等の問題が起きてる場合があります。
国際フェアトレード認証は、適正な価格とプレミアム(奨励金)の支払い、長期的な取引、児童労働の禁止、環境に優しい生産等を基準に定め、生産者の生活改善と自立を支援しています。