「4月のコーヒー ‐April Coffee 🍃‐」について

2024年新設のブレンドコーヒーです。
4月と言えば…？何だろう？
「春ブレンド」終了後に4月の限定ブレンドを考えるとなると「春」のイメージは当然続けては使えません（苦） 4月と言えば…、4月と言えば…、4月と言えば…。よしっ！ブレンド名は「4月のコーヒー April Coffee 🍃」にしよう。（単純すぎて新しい。）

というわけで公園の芝生の上で寝転んで4月を全身で感じるイメージを考えましょう。

暖かいかと思いきや肌寒かったり、新芽が出てるかと思えば萎れたがくが残っていたり、青々とした芝生の匂いを感じながらもよく見ると茶色い草も混ざっていたり。 散歩やピクニック何かと出歩くこの季節、お昼はサンドイッチやパンに温かい飲み物が合います。
新緑のフレッシュグリーンのテイストで、若干枯草？表現としては良くないのでさっぱり感？サンドイッチにも合いそうなブレンドを考えればいいのですね？

ブレンドのテイストの全体像を決める要因から考えていきます。
①焙煎方法,焙煎度合…苦み、コク、酸味、口当たり、余韻、広がり…
②ナチュラルとウォッシュドの割合…全体のバランス、透明感、砂糖やミルクとの相性、舌に感じる質感…
③産地・グレードの選択…酸味の強弱、一体感、質感の種類、風味特性、フレッシュ感… 書き出せばそれぞれに付随する要因はいくらでもあるわけですが、あくまで基本設計として、

①についてはハイロースト…酸味が切れて甘みに代わる、苦みの成分は形成される前 このあたりが4月の気候（暖かい日と寒い日の混在）にイメージが合う（気がします）。 サンドイッチにも合いそう（な気がします）。
②が意外と重要で、当ブレンドはナチュラル40％ウォッシュド60％ですがバランスはいいはず。 このブラジル40％がいい感じで枯草？ではなく、なんと言うか白米に発芽米を20％混ぜた感じ… 恐らく伝わりませんが結果的にクリアー過ぎない、適度にさっぱりとした仕上がりになります。
③中米産やアフリカ産のウォッシュドコーヒーは総じて酸味系や華やか系、個性的であったりします。
当ブレンドで20％使用するのは南米産のウォッシュドコーヒーです。こちらは柔らかく飲みやすい、場合によってはカリブ海産のコーヒーに近いものを感じることもあります。
ハイローストあたりでは酸味苦みの影響も少なく、青い草のような💧フレッシュグリーンな仕上がりになります。
残り30％のウォッシュドコーヒーにはグアテマラ産（中米…）ですが全体のまとめ役として目立たず上品な香りとさっぱり感、適度の甘みを創造してくれるわけです。

ブレンドが完成して最初に言ったこと…「こういうコーヒーが好きな人も絶対にいるはず」

神戸珈琲物語ではジッパー付コーヒー袋（ブルーパック）のご利用を推奨しております。

---

・鮮度保持は従来のアルミ袋と変わりません。
・バルブがついているのでコーヒーのガスによる破裂がありません。
・ジッパーが付いているので保存容器としてお使い頂けます。