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佐川急便にて荷物に遅れが生じる地域がございます。最新の配送状況につきましては、配送会社のWebサイトをご覧いただきますようお願い申し上げます。 【佐川急便】石川県の大雨に伴う配送への影響について
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店長日記
【神戸珈琲物語 vol2】創業時の想い「地域に根ざしたコーヒーを」
改めて神戸珈琲の創業者である会長に「創業時の想い」や「なぜ炭火焙煎珈琲を始めたのか」を話していただきました。
会長が、神戸珈琲を創業したのは、33歳の時、 昭和50年です。昭和50年というのは、ちょうど高度成長終わりかけている時でした。
戦後からコーヒーは飲まれていて、戦後から昭和50年ぐらい、日本のコーヒー会社が増加している時代でもありました。
その当時小さい珈琲会社に勤めいたことコーヒー好きだったこともあり、
多量生産型の大手企業ができない部分、「顧客第一主義」「品質第一主義」、そのような珈琲会社を作りたい、大手ではできない事をやろうと思い、
「安かろうまずかろう」ではない「良質なもの」=豆のグレート(品質)と焙煎方法にこだわったコーヒーの会社を作ろうと決めました。
その当時の焙煎は、ガスが一番安く次が電気。炭はガスの6倍と費用も手間もかかりますので、大手はガスとか電気が主流。
でも特色を出すために、炭でコツコツやるような、職人的な、そういうなも作っていきたいと思い始めました。
炭で焙煎すると、遠赤外線と熱量が違います。炭火の遠赤外線効果で、ガス焙煎よりも豆が膨張して、ふっくら焼き上がり、カラッと仕上がります。
これは、東京の煎餅がヒントになりました。
その煎餅は、1mの長い筒型の火鉢で焼いている。
それで、煎餅を焼きます。遠火の強火っっていうのでしょうか。
遠赤外線が出て、熱量が高くて、素材全体に回って中身を壊さず損なわず、素材の味を損なわず、カラッと素材の味を旨みを出す。
「これだ!」
炭火焙煎は、職人が絶えず炭を見ながら焙煎します。火が起こしたら過ぎたり、途中で起こり出すので、
誰かついていないといけない。
それで、炭火焙煎というのは大変手間がかか流ので、大手はやらない。
差別化を図るために炭火焙煎にしました。
その当時コーヒー焙煎機で、日本全国のシェアの大体6割を占める焙煎機メーカーで焙煎器を作った時に、
普通だったら高さ15センチぐらいですが、うちのはかなり離れてても、もっと離れてます。かなりは遠いんで、
コストがかなり高いが、独自の焙煎器でやりたいと言う想いで独自の焙煎機を作成しました。
とにかく、筒の高さを目いっぱい高くした。普通のこのドラム自体がパンチもしてなくて筒上だけになってのっぴりしているが、
独自ライセンスを取得し作成。
しかも業界でも「直火」は珍しい。(皆さん飲んでいるコーヒーのほとんどは、
熱風焙煎が大半です。)
今までのコーヒーの焙煎は、筒っていうドラムの中に入れて焙煎し、そこに熱風を送り込んで行う。
大半工程はそのやり方です。
でも直火にすると、やっぱり「香ばしさ」とか「豆それぞれの味の特性」がすごい出やすく
コントロールもしやすいので、いろんな味を作りやすいんです。
それと、もう一つの特徴は、単品焙煎してからブレンドする「アフターミックス製法」です。
コーヒー豆1つ、1つ、味・水分量も違いますので、必ず、単品焙煎してミックスする。できるだけ少量を単品焙煎してからミックス(ブレンドする)して、
3日以内に出荷する製法を取っています。
ブレンド名の由来について、
シアトルに行った時、切手のデザインを見て。そのコーヒー屋さんは地域に根差し、
その地域を身近に感じてもらえるようにいろんな地名を背景にブレンドを作っていました。
他社は、「ブルーマウンテンブレンド」とか「マウンテンスペシャル」いわゆるメイン型で、美味しそうなネーミングでどんどん売ってるみたいな、
イメージがありますが、そうじゃなくて、 地元、普段馴染んでるところの地域で、そのイメージしたフレンドコーヒーを出す=ストーリー性を持った
こだわりのコーヒーを提要したい。
当初こういう風なことをやってみたいなと思ったのが最初のきっかけです。
私はせっかく神戸で生まれて育ってきて、神戸ってのはいろんな文化混じった街です。港は近いし、 売り上げが1番多かった。
だから、神戸というのは、絶対、コーヒーの適してると思いそれで、神戸珈琲という名前をつけた。
ブレンド名は、コーヒーを飲んで、神戸も知らない方も初めて来た方も「神戸」という所を観光た気分を味わって頂きたいと思い、神戸の地名をつけました。
ヨーロピアンブレンドには「旧居留地」や六甲山は日本で一番古いゴルフ場があるので、「「六甲山の散歩道」」など、町をイメージして作った商品、その地名が一致するようにまずは背景とかそういうのを知って、イメージしながらブレンド作ってきました。
- 2023.09.28
- 09:08
- 店長日記