ローストの種類と特徴（一般論。焙煎機や焙煎方法、品種によって幅があります。）

ライトロースト…コク・苦みは殆どなく、渋味と酸味が目立つ。主に、カップテスト用に使われる。

シナモンロースト…冷めるほど酸味と渋みが強く、温かいうちの香りが良い。 ※熱風焙煎や半熱風焙煎でのライトロースト～シナモンローストは近年スペシャルティコーヒーの焙煎度として一般的になりつつある。

ミディアムロースト…口当たりの柔らかな酸味と適度な甘みが特徴でコーヒー本来の苦味ややも含まれる。

ハイロースト…酸味・苦味・甘味のバランスがよいポピュラーなロースト。クリアーさも出始める。

シティロースト…酸味が減少しコク・甘み・苦みが増していく。ハイローストと共に日本人に好まれている。

フルシティロースト…酸味がなくなり苦味が主体になる。香ばしさを感じカフェオレにも最適。

フレンチロースト…苦味の強いローストでアイスコーヒー用としてもホットコーヒー用としても。

イタリアンロースト…最も深煎りの区分。イタリアでもナポリや南部の人たちが好むタイプ。
苦味がかなり強くなるアイスコーヒー向きの焙煎度合として古くから親しまれる。