神戸珈琲物語 オンラインショップ
50年以上愛される喫茶店の味をご自宅でも

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神戸珈琲のこだわり

神戸珈琲がお届けしたい想い

一杯のコーヒーのために「品質主義」「顧客主義」


株式会社 神戸珈琲
高橋 邦雄
1941年 神戸生まれ
1975年 タカハシ珈琲創業
1989年 神戸珈琲物語開設
1997年 株式会社神戸珈琲へ社名変更


コーヒーの味の決め手はとよく尋ねられます。私の答えはいつも同じ、「生豆の品質」「焙煎技術」「鮮度」です。

私は神戸生まれの神戸育ち、根っからのコーヒー人間。よちよち歩きの子供の頃から、大のコーヒー好きの父親に連れられて、白いのれんのかかった大衆喫茶に行っていました。

コーヒーと共に育ち、もちろん就職先はコーヒー会社。10年余りコーヒー会社に勤務して、「もっとおいしいコーヒーを飲みたい」「自分がおいしいと納得できるコーヒーを人々に・・・」そんな想いが募り、独立開業しました。

コーヒーの香りと旨み(甘み)とコク(柔らかな苦味)を追求し続け、「原料の厳選」「単品焙煎」「鮮度の保持」が何よりも大切であるという結論に達しました。

1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こり、6,434名の方が亡くなり、約46万戸が被災いたしました。当社も本社や工場が全壊しました。当時、被災者の人々に本社前で、ボランティアでコーヒーを30日間配らせていただきました。「あぁ、おいしい」「やっと人心地はついた」「コーヒーが飲みたかった!」と喜んでいただいた笑顔は、今でも忘れることができません。コーヒーはこんなに人々に愛されている飲み物だと実感し、この仕事をしていて良かったとつくづく思いました。

「コーヒーをもっとおいしく・・・」コーヒーを100年先、200年先も追い続けるオンリーワンの会社を目指したいと考えています。


先代から学んだ神戸ハイカラ文化を大切に



株式会社 神戸珈琲
代表取締役 高橋 伸吾
出身地 兵庫県神戸市
2000年2月 株式会社エム・シー・フーズ 入社 所属:品質管理部門に携わる
2000年8月 ブラジルサントス商工会議所認定 コーヒー鑑定士ライセンス取得
2002年1月 同社退社
2002年2月 株式会社 神戸珈琲 入社
2006年3月 同社 代表取締役社長就任 現在に至る。

みなとまち神戸は、政令指令都市の中でも珍しく海と山があり、その距離がとても近く、 両者は繋がっています。私も幼少のころから、海・山に囲まれる自然が好きでした。
都会にいて、すぐに車を走らせば、気軽に自然と触れ合える環境がすばらしい街です。

また、私たち神戸珈琲が本社を置く(神戸市長田区)近隣には地元民にも愛される高取山の登山口が、道路を挟んだ向い側にあります。
六甲縦走路の一つで、六甲山系では珍しい単独峰。現在は、低山地からビギナーの方にも人気のハイキングコースのようです。

当社は、神戸長田で喫茶店として産声をあげ、今年で52年を迎えます。
創業より、神戸の暮らしに自然と協和するように、品質第一主義・顧客第一主義を掲げて参りました。 現在においてもその揺るぎない基本理念のもと、事業を行っております。

お客様とは、一期一会からはじまります。いつもおいしいコーヒーとともに、素材にこだわったサンドイッチ、自家製ケーキ・パンを取り揃え、神戸の気品らしさを感じさせる 「 時と空間 」を大事に演出してきました。

神戸で愛させるコーヒー屋さんとして、これからも誠実にコーヒーと向き合いながら みなさんに愛されるコーヒーづくり、お店づくりに邁進して参ります。

これからも私ども神戸珈琲 従業員一同、ご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。


すべての感覚を研ぎ澄まして(五感+勘)経験に基づいて…


株式会社神戸珈琲
コーヒー焙煎士 田村 崇
1975年 横浜生まれ
1998年 神戸学院大学 人文学部卒
1998年 神戸珈琲入社

最大の特徴は炭火焙煎。備長炭100%の熱源で焙煎します。
これがなんとも難しい。難しい=(イコール)説明しにくい技術と言えます。

方法論で言えばだいだいすぐに出来るようになるのですが、「炭で焼くと何が違うの?」この質問の答えがいつも悩みます。さらに、どうすれば美味しく焙煎出来るのか、がもっと難しいわけです。
炭自体が天然の物です。安定した火力を得る為には高価な炭が必要になりますがそれでもやはり天然です。赤外線・輻射熱・白炭・無焔の燃料・放射は360度・伝熱の違い・強火の遠火・炭のイメージ…、考えたり、調べたり、聞いたり、辿り着いた答えは「理屈では説明できない!」でした。炭とは、空を見上げて太陽がポカポカと暖かい。そんなイメージです。
もう入社25年。おそらく6万回も7万回も焙煎をした人間の言うセリフでしょうか…

コーヒーは農産物です。いい時も悪い時もあります。その時の状態の把握、産地の特性、品種、精製方法によるテイストの違い、把握しなければならない事柄は山ほどあります。
これら原料の特性と炭火焙煎とが最高の状態で掛け合わさった時に最高の仕事が出来たと言えます。

味覚・触覚・嗅覚・聴覚・視覚、五感を磨き、勘に頼る時もあり、結局は経験。
いつも同じではない、終点の無い、時には気まぐれな、そんな戦いが今日も続きます。





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